「欲」ということ

 ある人から、「本当にしたいことと『我欲』の区別がつかなくて困っている」と相談を受けた。私にとったら「は?」です。スピリチュアル系の人が陥りやすい罠がここにあります。また、ある人は「私は純粋に人の役に立ちたいんです。お金儲けがどうも苦手で。」またも「は?」です。あなた何者?って感じです。

 今回は「欲」について考えて見たいと思います。(ヨク言った!笑:スイマセン)

 結論から言ってしまえば、私が考えるにはですが、人間が認識できているもの、また実在するものは全て必要なものだと思っています。したがって「欲」も大切な人間の資質だと考えています。

 「欲」って一体なんでしょう。「欲」にもいろいろあります。「食欲」「性欲」「睡眠欲」これは生存本能がなせる技です。「出世欲」「成功欲」「願望達成欲」「モテたい」「注目されたい」「金持ちになりたい」…など様々な感じですがこれらは願望達成本能でしょう。

 でもこう並べてみてどうですか?人間が生きて行く上で必要なことのように思いませんか?我々は人間としてこの世に生まれこの人生をやっているのは当然ながら意味があります。そうでなければ生まれてきていないわけですから。我々は、この物質とそうでないものが別れた世界。物質を五感を通じて確認できる世界にわざわざ生まれている意味があるのです。そういう世界でしか味わえないものを味わうために生まれて来ているのです。ですから、生まれた意味は何かと問われた時、あえて答えるなら「この世界でしか出来ない様々な物質的な経験のため」と答えるしかないでしょう。それがしたくて我々は生まれてきているのだと思うからです。

 では「物質」とはなんでしょう?実際物理学でも一応の定義はありますが、量子物理学において人類は迷路に迷い込んでいます。事実、完全に定義し切れてないといってもよいでしょう。ただ、アインシュタイン博士が面白いことを言っています。「物質とはそれそのものが存在するのではなく、ただ情報の濃密な空間とそうでない空間が存在するだけだ」。うーん、実に興味深い発言であります。物質を突き詰めていくとそういうことになるのだろうと私も以前から思っていました。ですから、物質化のメカニズムもイメージとしてわかっているつもりです。その原動力は、意志、方向性、ベクトル、意識付け、イメージ、そう、「欲」です!

 そうなんです。この物質界で生きるために絶対条件として必要なのが「欲」なのです。何かを現実化するため、必要なものを手に入れるため、生を楽しむため、色々な経験をするため、そして何より生きるために必要なのがこの「欲」なのです。「じゃ、僕は生きなくてもいいや」って思っているそこのキミ!あなたは根本的に生まれて来ようと思った自分の目的を忘れているよ。本末転倒です。「欲」はその原動力であって「目的」ではないのだから。

 自動車に例えてみよう。自動車だって目的地に到達するためにはガソリンを入れなければ走らない。でも、あくまで目的はある場所に行くことであって、ガソリンを入れてもらうことじゃぁないよね。やたらスピリチュアル系の人は「我欲をなくして解脱するぞ!」みたいな観念に囚われすぎて何のために「欲」があるのかという根本的なことを理解してないよね。この世界において目的を達成するために必要なものが「欲」で、それは目的ではなく、あくまでも必要な一つの要素なんだ。だから、「欲」に限らずこの世にあるものは、この世を生きる我々にとって全て意味があるんだよ。そして、この世の様々な出来る限りの自分なりの物質的経験をし尽くしたら、めでたくこの世界は卒業だよ。そして思い残すことなく次の世界に行くって寸法さ。大体そういうこと知り尽くしてないで、何で次の世界がわかるって言うの?100万年早いってもんだぜぃ。べらぼうめぃ。(よっ!江戸っ子!)多分まだ経験したりないから、まだこの世界に生まれてきてるんだから。ねぇ、みなさん。何もこの世界にわざわざ生まれてきて、ここで解脱する必要なんてぜーんぜんないんだってばぁ。()

 最後にひとつ!すんごい秘密ばらしちゃおうかなぁ。言っちゃっていいのかなぁ。でもなぁ。言っちゃダメって先生に言われてるしなぁ。(いつも引っ張り過ぎだっつーの!笑←アシスタント談)

 実はねぇ。この世界に居るの、あなた一人だけなんだよぉおおおおー!アハハハハハハ!

 

社長の部屋へ戻る

HOMEへ戻る