ヨーロッパの代替医療最前線
今回もやはり海外レポートではありますが、久しぶりに医療に関する話題二つ。オランダでの電磁波に関する測定、改善サービスの話とスペインでの驚異的な治療をするドクターの話です。多分皆さんにとっては新しい話題であると思いますが、今後本誌上でも詳しく続報をお伝えすることになるであろう内容ですのでさわりを少しだけ。それと伴に、今回体験した海外びっくり体験を紹介したいと思います。さて、常識とは何でしょう?
ヨーロッパでの長時間ドライブ
今月は久しぶりにホテルの一室で執筆が出来た。しかしながら、まだまだ夏の日差しが眩しいスペインの空の下、ホテルで執筆と言うのもいささか情けない話である。今回の日程はリヒテンシュタイン、スイス、オランダ、スペインであった。スイスでは一人で見知らぬ町を5時間、自動車の運転をするという経験をした。数年前にスイスに研究所があった頃、スイスの自然水や水道水を採取するため「お水取り隊」なるものを結成し(勝手にそう呼んでいただけだが)、レンタカーを運転してスイス中を回ったが、その時はスイス人のガイドを含め4人での旅であった。しかも、私事で申し分けないが今年スイスの高校に入学した娘を初訪問するためである。知らない土地を一人で長時間運転しているのはただでさえ心細いものだが、娘と別れての帰り道は寒い夜道も手伝ってか涙が溢れて運転に支障をきたすほどであった。
めったなことでは感情を表さないタイプではあるが、娘の事は特別らしい。我ながらびっくりした経験である。とは言いつつも、翌日からはまたハードな仕事&移動の日々に、そんな感情はスイスの山奥にでも置いてきてしまったかのようだ。もちろんそんなものは親の勝手な感情であり、当の娘は私がそんなふうに感じたなどと露ほども思わなかったであろう。それよりも日本の家族がギターを送ってくれたかどうかのほうが気になったに違いない。いつの世も人はその立場になってみないとその人の気持ちはわからないようである。かく言う私も親になるまではわからなかったことではあるのだが。それにしてもヨーロッパの高速道路(日本のそれとはちょっと意味合いが違うが)は工事が多い。料金所を止めてしまって休憩するイタリアのびっくり体験は前に書いたが、何キロもある長いトンネルを片側通行にしてしまったり、とても2台併走出来ない道幅に狭めながら2車線にしてあったりとストレスが多い。日本では考えられない工事のやり方である。
オランダの最新機器
遠く外国で暮らす高校生の娘との話は、それはそれで興味深い心理学的考察にはなるが、その話はまたの機会に譲るとしよう。さて、まずはオランダである。
今回は、特に天候において予想を裏切られることが多かった。残暑厳しい東京を発ち、すでに冬支度のリヒテンシュタインに行くつもりであったが、リヒテンシュタインは夏が戻ったかのように日中は35度に達するかの陽気である。さらに同じような気候のスイスではあるが、娘はフランス寄りのフランス語圏で、しかもかなり標高が高い山の中。当然天気が良くても寒風吹きすさぶ中で、コートを持ってこなかったことを恨めしく思った。さらにオランダである。私の中のオランダはいつも「どんより曇った」はっきりしない天気と風である。風車が有名なのはこの風が原因だ。ところが今回の滞在3日間中は何れも雲ひとつない好天で、9月下旬だと言うのに海では海水浴をする人たちがいたほどである。
なかなか本題に入れないが、これらも今回のびっくり体験のおまけとでも言っておこう。
オランダは私が輸入元になっている「スラーライト」の本社がある。以前はスイスにあったのだが、開発者のドクター、ヨハン・ボスウィンクル氏が生まれ故郷のオランダに移転したためである。今回はまだ移転後一度も訪問をしていなかったことと、新しいサービスをはじめたと聞いていたのでその説明を受けること、そして、オランダで設立された「国際バイオフォトン協会」の日本支部設立のための打ち合わせが主な目的である。ちなみにこの「国際バイオフォトン協会」はヨハン氏開発「ソフィア・スターライト」の根幹理論である「バイオフォトン」の学術的な研究とセラピストの技術向上、啓蒙、教育、業界の健全発展を目的に設立されたものであるが、会長はもちろんヨハン氏である。
ところがこれもひとつのびっくり体験ではあるが、ヨハン氏のたっての要望により私が副会長になっているのだと言う。すかさず私は「ドクターでもなんでもない私が、その資格はない。」というと、彼はこう説明した。「私は、数年前にニュージーランドで3週間、君と過ごした。その時から今までに君のこの分野に対する知識と技術、さらに人格は申し分ないということが解っている。しかも、今までに世界各国でディストリビューターを作ってきたが、結局皆、セラピストとして、またそれを広めると言う責任は果たすことがなく、今では日本以外は全てヘルスエンジェル社(ヨハン氏の会社)で直接販売・教育をすると言うことになってしまった。つまり、私の考えを正しく広め成功しているのは日本だけであり、つまり、ヘルスエンジェル社のディストリビューターは君1人なんだよ。それ以外に理由はいるかい?」嬉しい限りである。「ソフィア」から始まり「スターライト」へと続くユーザーの皆さん、そして私がこれらを日本に紹介してからご協力を頂いた多くの皆さん、そしてそのベースを作ってくれた江本会長に感謝しないではいられない瞬間であった。ありがとうございます。
そのヨハン氏が最近始めた電磁波の測定、改善サービスがある。これはバイオフォトンでの治療体験から「スピンインバージョン」が多くの病気で見受けられること、そしてそれは電磁波障害が最も多くの原因であることによる。日本でも原因不明でなかなか改善しなかった症状がスピンインバージョンを修正してすぐに改善した例は多い。だが、しばらくしてまた戻ってしまったケースも多い。つまり、住環境や職場環境に問題があるケースである。測定は地磁気、電磁波、高周波、静電気などをそれぞれ専用の測定機器で測定できるようにセットになっており、その改善ノウハウもすでに確立しつつある。私も2日間みっちり説明、デモを受け実際に測定に出向いたりもした。こんなにひどい電磁波汚染の現実があることを目の当たりにして、今更ながら驚いている。ヨーロッパでこれなら、日本では…。しかしこのシステムがあれば、症状の改善のみならず一部とはいえ未病の環境を手に入れることが出来るのである。ソフィア・スターライトの効果をさらに高める強力なシステムが完成したと言えそうだ。
スペインではトラブル発生
さて、次はスペイン。情熱の国スペイン、食、芸術、明るさ、スペイン時間、そのいいかげんさも含めて私は大好きである。しかし、当然困ったこともある。今回、江本会長に同行して行ったリオパールと言う山間部の町では3日間に亘り「環境と水会議」が行なわれていた。現スペイン政府にも支援されグリンピースとも連携を取る立派な環境活動グループだ。しかし、このイベントの進行もスペイン時間である。現地在住日本人曰く「だらだらっと集まり、だらだらっと移動する。」だそうだ。我々の世話をしてくれた主催者側の人たちも案内しながら誰かと会うと挨拶だけでなく陽気にしゃべり出し、なかなか前に進まない。こんな進行の中での講師陣は大変だと思う。やはり、講師にとっては一回話をするのにもその準備と集中は大変なものだからだ。話す内容は言うまでもなく、どれぐらいの持ち時間でどんな聴衆なのか。また、それ以外の時間にどんなスケジュールで動けばいいのか。大きなイベントであるほどそのことは重要である。よほど肝の据わった人でない限り、日本人はスペインではストレスをためることになろう。
行きと帰りの飛行機(イベリア航空)も凄かった。飛行機にまつわるトラブルは今回も一回スーツケースの紛失があったが、フライト時間の遅れなどももう慣れてしまった。しかしながら、冷やりとすることはゴメンである。今回バルセロナからバレンシアに向かう飛行機のことだ。滑走路に入り勢い良くジェットエンジンを吹かして走ったかと思うといきなりエンジンが止まり失速、そのまま滑走路を外れた。アナウンスによると「電子機器の不調」との事だが、暫くして何事もなかったようにまた滑走路に戻り飛び立ってしまった。「ちゃんと点検したのかー!」と叫びたかったのは私だけではあるまい。帰りのバレンシアからロンドンでもあった。バレンシア空港は地方空港なので国際線と国内線が一緒にある。しかし、分かれていない。つまり、ゲートまで混在しているのである。まぁ、それはいいとして、この空港はパスポートコントロール(出入国管理)がゲートにある。したがって、飛行機に乗り込む前に行なわれるのだが、搭乗が始まって暫くは厳しくチェックをしていたが、そのうち飛行機の準備の都合だと思うが前が詰まって流れが止まってしまった。10分も待っていなかったと思うが、痺れを切らしたかどうかは不明だが、あろうことか二人の管理官はどこかに消えてしまったのだ。従って以降、半分以上の乗客はノーチェックである。日本人なら「それでいいのか?」と思わず漏らしてしまう光景である。
究極の波動ライフ
さて、極めつけのびっくりはバレンシアにクリニックを持つエスクデロと言う医師である。このエスクデロ医師は外科医だが、スペインではかなり有名(知らなかったが世界的にも有名かもしれない)らしい。何故そんなに有名かというと外科手術をするのに一切麻酔を使わず、薬などの化学物質も一切使わないのである。日本で本も出ているブラジルのDr.フリッツは有名だが、この人は正真正銘の現役開業医師である。ビデオで様々な手術風景や、マスコミの取材資料を見せて貰ったが、実に目を背けたくなる光景のオンパレードだった。手法はDr.フリッツ並で、さながら大工さんのような手術である。しかし、痛みもないし血も出ないと言うのだ。手術中に患者は笑顔で話していたり本を読んでいたり。縫合してその日のうちに家に帰る。入院も必要ない。そんなことが薬を必要とせず、本人の心の働きだけで出来ると言うのだ。正に究極の波動ライフである。フィリピンや中国の心霊手術のように疑問を挟む余地がない。今後、江本会長とエスクデロ医師はお互いに情報交換をしてお互いの理論を世界中に紹介していく予定である。
こうやって見ていくとやはり常識と言うものがいかに曖昧で、思い込みであったり、何者かの意図によるものであるかがわかる。たしかに生活習慣のように生活の上でそのほうが都合が良いというものもあるが、それとて時代によって変わっていく。善悪の判断基準でさえ変わってゆくのだ。今後も、そんなフィルターをとってゆく作業の参考になるような事例を紹介していけたらと思っている。それが真の「波動ライフ」のヒントになるからである。